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株式会社ランドスケープ・プラス|LANDSCAPE PLUS LTD

【EVENT】代表の平賀が実行委員長を務めたIFLA-APR 2023日本大会が閉幕しました。

ランドスケープアーキテクト連盟(JLAU)が主催者となり、2023年11月16日から3日間に渡り開催したIFLA-APR 2023日本大会が無事に閉幕しましたこと、大会実行委員長の立場よりご報告させていただきます。

国際会議を通じて行われた議論では、地球人として地域を生きる術をともに考えようとする姿勢に、気候変動社会にふさわしい新たな価値観が生まれてくる可能性を感じました。これらの対話から生み出された貴重な知見を、どのようにすればレガシーとして次の世代に継承することが出来るのか。これが実行委員長に課された最大のミッションでした。

そこで、アジア太平洋地域が目指すべき新たなグローバル・モデルを議論する機会において、大会開催地の自治体である世田谷区の取り組みを優れたローカル・モデルとして国内外の人々に紹介したいと考えました。なぜなら、国際的な対話とは「それぞれのローカルが持つ文化や歴史をリスペクトしながらも、そこにグローバルな文化的共通性を見出そうとする姿勢」のことだからです。

そして、大会のフィナーレである閉会式において、国際会議で議論したテーマや目標に基づき、気候変動社会に向けた取り組みを、世田谷区とJLAUが共同で行うことを宣言することが出来ました。大会開催地の自治体とともに共同宣言を行えたことは、私たち日本のランドスケープアーキテクトだけでなく、アジア太平洋地域、そして世界のランドスケープアーキテクトにとっても、気候変動対策に取り組む上で、とても大きな一歩になったことは間違いありません。

この国際会議を実現する上で、多大なるご支援並びにご協力をいただいた関係者の皆さまには、改めて衷心より御礼を申し上げます。今後、私たちランドスケープアーキテクトが皆さまとご一緒させていただくプロジェクトを通じて、国際会議で得た知見や経験を必ずや体現して参ることをお約束し、感謝の言葉に代えさせていただきます。

 

ランドスケープアーキテクト連盟 副会長

IFLA-APR 2023日本大会実行委員長

平賀 達也




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