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株式会社ランドスケープ・プラス|LANDSCAPE PLUS LTD

【EVENT】二子玉川ライズで「第5回カワラノギク観察会」を開催しました。


二子玉川ライズのルーフガーデンにて、秋の恒例企画「カワラノギク観察会」をランドスケープ・プラスと箱根植木の共同開催にて行いました。

爽やかな秋晴れの下、絶滅危惧種であるカワラノギクの研究・保全活動の第一人者である明治大学の倉本宣先生の説明からイベントが始まります。昨年と比べ、今年は花を咲かせた個体は少なめですが、その周りには来年、再来年の開花に向けて力を蓄えているロゼット状の個体が見られました。個体によって開花までの期間が異なることは、変化の激しい自然環境下での生存戦略です。多摩川の自然本来の風景をたくさんの参加者に体感頂く機会となりました。

オリエンテーションの後は、カワラノギクの形を観察するチーム、保全エリアから脱走したカワラノギクの個体を調査するチーム、昆虫の捕獲・観察チームやエコミュージアム内でとれたドングリや落ち葉といった素材を使ったクラフト作成チームの4つの班に分かれ、活動と報告会を行います。子どもたちはルーフガーデンの生き物や緑に興味深々のようでした。

二子玉川ライズは第1期完成から丸10年、ルーフガーデンができた第2期完成から6年が経ち、我々もランドスケープの専門家として植栽管理や生態系のモニタリングに関わり続けてきました。二子玉川ライズのエコミュージアムの環境イベントや日常風景を通じて、これからも成長し続ける二子玉川の街と緑の姿を見守っていただければ幸いです。


倉本先生によるレクチャー

カワラノギク保全エリアでの調査

班に分かれての活動



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