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株式会社ランドスケープ・プラス|LANDSCAPE PLUS LTD

【EVENT】GREEN SPRINGSで「親子野鳥観察会」を開催しました。

私たちランドスケープ・プラスがマスターデザイナーとして携わったGREEN SPRINGSで「親子野鳥観察会」を開催しました。コロナ禍での開催となりましたが、安全に配慮しながらたくさんの親子さんにご参加いただきました。

観察会は、NHKラジオ「夏休み子ども電話相談」の鳥分野を担当されていた中村先生を講師としてお招きし、「リビングルーム」と呼ばれるイベントスペースを活用し、先生から野鳥の見つけ方、野鳥が好む植物や場所等のレクチャーをいただきました。その後、GREEN SPRINGS内の緑地を歩きながら、双眼鏡の使用方法を実践的に学び、昭和記念公園みどりの文化ゾーンへと移動。公園では、ハイタカ、ダイサギ、ヒヨドリやメジロなど12種の野鳥を観察することができました。参加者からは「野鳥が好きな花や実について学べたり、観察できたりして楽しかった。」「たくさんの種類の鳥がいて驚いた。家が近いので親子でまた観察に来たい。」などの感想をいただき、観察会の目標であった身近な環境に関心を持つきっかけを提供することができました。


多摩地区の潜在自然植生を手本にしたGREEN SPRINGSのみどりは、100年続く環境価値を地域の人々に提供することを開発のコンセプトに掲げています。私たちランドスケープ・プラスは、工事完成後も生態系維持アドバイザリー業務を受託し、植生の遷移や生態系の推移を調査しています。完成から2年目の冬期野鳥調査においては、生態系ピラミッドの上位者であるツミ(猛禽類)の姿を確認することができました。昭和記念公園から飛来してきたツミの存在は、公園の豊かなみどりとGREEN SPRINGSのみどりが一体的なつながりを持ちつつあることの証左であり、当初の植栽計画が地域環境に根付いてきたことを私たちに教えてくれます。GREEN SPRINGSが標榜する100年続く環境価値の創造を体現するため、私たちランドスケープ・プラスはみどりのマネジメントや環境教育のイベントを通じて地域とのつながりを引き続き支援して参りたいと思います。GREEN SPRINGSで行われる様々な活動に、これからもどうぞご期待ください。

昭和記念公園にて野鳥を観察する様子

左:GREEN SPRINGSで観察されたツミ   右:双眼鏡の使用方法を学ぶ様子


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