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自然の力を信じて地域を生きていく
ランドスケープ・プラスは2008年の春、神田川のほとりで産声をあげました。川沿いには南斜面の崖線緑地があり、自然の冷熱源による空気循環を活用できる場所にあります。古い民家をリノベーションしたオフィスでは、川からの風を冷やすミスト付きの生垣や、深夜電力で土を暖めて蓄熱層にするシステムなどにより、地域の自然エネルギーを最大限に活用する取り組みを行いました。2010年の春には、対岸のオフィスビルに転居。ここでも、崖線緑地の景観と環境を執務空間へ最大限に取り込むため、空気清浄の機能を持たせた室内緑化によるリノベーションで執務環境の快適性を追求したワークプレイスの創造を目指しました。地域の自然とつながりながら働く私たちのオープンな設計活動は近所の評判となって、2012年には神田川沿いにある個人住宅のリノベーションを遂行。川の風を取り込み、崖線の緑とつながる都市環境の再生手法は、都市スケールにおいても住宅スケールにおいても十分に有効であることを日々の業務の中で実感しています。
事業名 神田川流域リノベーション計画
所在地 豊島区(H邸、U邸)、文京区(L+)
用 途 個人住宅、オフィス
設 計 ランドスケープデザイン:ランドスケープ・プラス
建築:ランドスケープ・プラス
構造:アービア設計事務所(H邸、U邸)
施 工 加藤正工務店(H邸、L+、U邸)
グリーバル、サカタのタネ(L+)
キヨカズ(U邸)
規 模 H邸 敷地面積:73.58㎡ 建築面積:43.79㎡
L+ 建築面積:62.84㎡
U邸 敷地面積:85.00㎡ 建築面積:50.00㎡
竣 工 2008年(H邸)
2010年(L+)
2012年(U邸)
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