【EVENT】二子玉川ライズで「第3回 めだかの池 生きもの調査イベント」を開催しました。
二子玉川ライズのルーフガーデンにある「めだかの池」で、地域の子供たちを集めて夏休み恒例の「生きもの調査イベント」を開催しました。酷暑の中での開催となりましたが、建物の地下に貯留した雨水を水源とする池の水温は夏場でも冷たく、メダカはもちろんのこと、モツゴ、カワエビ、ドジョウ、イシガメなど多数の水中生物が棲息できる環境が整えられています。配られた網を手にして池に入る子供たちの目は真剣そのもの。採取した生きものは水槽に移して各自が図鑑やルーペで観察した後に、研究の成果をみんなの前で発表してもらいます。
子供たちが発見した小さな生きものの命は、二子玉川ライズのルーフガーデンから望む多摩川や国分寺崖線といった大きな自然とのつながりの中にあります。私たちは、このイベントがきっかけとなって、子供たちのこころに身近な自然への好奇心や探求心が芽生えることを期待しています。近年多発しているゲリラ豪雨やヒートアイランド現象といった都市災害についての関心や理解を深めるためにも、流域や生態系といった単位で自分たちが生きている場所の感覚を取り戻すことが大切だと考えるからです。ランドスケープ・プラスの掲げる「地域環境への理解を深めることが地球環境への貢献につながる」という設計理念に基づいたイベント活動に今後ともご期待ください。