【TOPIC】代表の平賀による編著「楽しい公共空間をつくるレシピ」が出版されました。
代表の平賀が編著に携わった書籍「楽しい公共空間をつくるレシピ プロジェクトを成功に導く66の手法」が出版されました。
公共空間をフィールドに活動を行う5人のメンバーが国内の先進事例を選出し、自らの足でプロジェクトのキーマンに取材を行い、それぞれのプロジェクトが培ってきた成功要因を、誰もが理解しやすい「レシピ」にまとめています。「レシピ」形式にした理由を、代表の平賀は本書の「はじめに」で以下のように説明しています。
本書の著作に携わったメンバーは、公共空間を仕事の対象領域の1つにしていますが、それぞれが得意とするバックグランドはかなり異なっています。公共空間の目利きでもある個性的なメンバーが伝えたいと思うメッセージを、読者の方々に向けてどのようにすればわかりやすく届けられるか、随分と悩みました。辿り着いた答えが、「料理のレシピ本」のような「公共空間のレシピ本」でした。料理のさまざまなつくり方を伝えることで、地域独自の文化や風習が受け継がれてきたように、公共空間の多様な使い方そのものが、地域固有の誇りや記憶を受け継ぐきっかけになってほしいと思ったのです。
ウィズコロナ、アフターコロナの社会においては、屋外の公共空間を上手に使いこなす運営手法がますます求められることになるでしょう。この本を手に取ったことがきっかけとなって、身近な場所で何かを始めてみたい、活動に参加してみたいと思ってくださればそんな嬉しいことはありません。そこで生まれる小さなつながりが、やがては社会を動かす大きな変化につながっていく。
これは私たちランドスケープ・プラスが日々の業務で大切にしている活動指針でもあります。ぜひ手に取ってご一読いただければ幸いです。
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