【AWARD】グリーンスプリングスが第21回屋上・壁面緑化コンクールで国土交通大臣賞を受賞しました。
都市緑化機構が主催する第21回屋上・壁面緑化コンクールで、グリーンスプリングスが屋上緑化部門で最高位の国土交通大臣賞を受賞しました。本プロジェクトに携わられた関係者の皆さんとともに受賞の喜びを分かち合いたいと思います。
「100年続くウェルビーングタウン」をコンセプトに掲げたグリーンスプリングスがオープンしたのは、コロナ禍による最初の緊急事態宣言が発出された3日後の2020年4月10日のことでした。私たちランドスケープ・プラスは、プロジェクトの初期段階より事業コンセプトの立ち上げから施設配置計画といった事業の根幹を成すデザインプロセスに関わってきました。この間、関係者と議論を重ねる上で首尾一貫して守り抜いた姿勢があります。プロジェクトの対象地である「ここ」という場所をなるべく大きく広げてローカルからグローバルまで俯瞰できる視点を持つこと。そして、「いま」という時間をなるべく引き延ばして過去と未来をつなぐ流れを創ること。空間や時間のスケールを拡張しながら目の前にある解決すべき課題や、目指すべき目標を関係者と一緒になって考える姿勢にこそ、不確実な未来を覆す力があると考えたからです。コロナ禍によって社会が大きな変革期を迎えるいま、地域の歴史や自然に立脚したデザインにこそ夢のある未来の風景を描くことが可能になるのではないでしょうか。私たちも100年先の未来に向けて、この街の成長をこれからも見守り続けたいと思います。
受賞内容の詳細は下記アドレスをご覧ください。
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